レオナルド?ダ?ヴィンチ没後500年記念「ムセイオン静岡」特別講座Ⅲ

モーツァルト最初のオペラ「ポントの王ミトリダーテ」に潜む人間の業

ミトリダーテ的人間像とルネッサンス

レオナルド?ダ?ヴィンチ没後500年を記念して、ムセイオン静岡参画機関の講師らが、本学や舞台芸術公園などを会場に、文化芸術に係る講座を数多く行います。現在、第6回目講座の受講生を募集しています。

「ポントの王ミトリダーテ」は、モーツァルトが14歳のときミラノで作曲した3幕からなる初めてのオペラ。約2カ月で全曲を完成させ、初演はミラノ宮廷劇場で、モーツァルト自身の指揮によって行われ大成功をおさめ、イタリアでオペラを作曲上演するという夢を叶えた記念すべき作品と言われています。
このオペラの登場人物である「ミトリダーテ」は、紀元前60年頃、黒海沿岸にあったポントス王国の王?ミトラダテス6世のことを指します。

告知チラシ（PDF ファイル 0.87MB）

日時

2020年2月1日（土曜日）18時00分～20時30分

第1部　18時00分～
「ポントの王ミトリダーテ、私ならこう演出する！」
講師：宮城聰氏(静岡県舞台芸術センター芸術総監督)

第2部　19時10分～
「歴史上の盲点＝ポントス王国と激動の世界史
　－ルネッサンス的人間像との照応を通して－」
講師：立田洋司氏（静岡県立大学名誉教授）

まとめ、質疑応答　20時10分～20時30分