9月13日、草薙キャンパス小講堂で、学生有志団体「羽衣つたえ隊」とSPAC俳優の吉見亮氏?布施安寿香氏による朗読会「文体と向き合う身体」が開催されました。本朗読会は、「羽衣つたえ隊」の活動の一環として2021年から行っているもので、今回で4回目になります。
吉見氏による朗読の「『注文の多い料理店』序」(宮沢賢治作)を皮切りに、学生3名が『人でなしの恋』(江戸川乱歩作)や『川』(岡本かの子作)など、それぞれ思い入れのある作品を朗読しました。今回初めて同会に参加し、主人公が虫になって目覚めるところから始まる『変身』(フランツ?カフカ作)を朗読した国際関係学部1年の羽山芽衣さんは、第三者が物語を語るシーンと主人公として台詞を言うシーンのギャップに気をつけたということです。
最後には、羽衣つたえ隊のメンバー4名で、三保松原を舞台とする能『羽衣』を基に作られた絵本『羽衣』(山階彌右衛門監修、鈴木さやか文、なかおまき絵)の朗読劇を披露しました。観客席までも舞台の一部として使った演出は朗読の枠を超えて演劇のようで、学生の演奏による天上の音楽のような心地よい響きとともに観客を幻想的な世界に誘いました。
羽衣つたえ隊の顧問である鈴木さやか?国際関係学部准教授は、朗読について「コロナ禍で元気を失いつつあった学生のケアのために始めた活動であったが、新型コロナによる制限が落ち着いた今でも活動は続いていて、吉見さんと布施さんの指導のもと学生がどんどん上手くなっていくのが、とても嬉しい」と話しました。
吉見氏による朗読の「『注文の多い料理店』序」(宮沢賢治作)を皮切りに、学生3名が『人でなしの恋』(江戸川乱歩作)や『川』(岡本かの子作)など、それぞれ思い入れのある作品を朗読しました。今回初めて同会に参加し、主人公が虫になって目覚めるところから始まる『変身』(フランツ?カフカ作)を朗読した国際関係学部1年の羽山芽衣さんは、第三者が物語を語るシーンと主人公として台詞を言うシーンのギャップに気をつけたということです。
最後には、羽衣つたえ隊のメンバー4名で、三保松原を舞台とする能『羽衣』を基に作られた絵本『羽衣』(山階彌右衛門監修、鈴木さやか文、なかおまき絵)の朗読劇を披露しました。観客席までも舞台の一部として使った演出は朗読の枠を超えて演劇のようで、学生の演奏による天上の音楽のような心地よい響きとともに観客を幻想的な世界に誘いました。
羽衣つたえ隊の顧問である鈴木さやか?国際関係学部准教授は、朗読について「コロナ禍で元気を失いつつあった学生のケアのために始めた活動であったが、新型コロナによる制限が落ち着いた今でも活動は続いていて、吉見さんと布施さんの指導のもと学生がどんどん上手くなっていくのが、とても嬉しい」と話しました。
学生による朗読
『羽衣』の朗読劇
SPAC俳優の吉見氏と布施氏(左から3番目、4番目)を囲んで記念撮影
(2024年9月18日)