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小山町:カーボンニュートラルを目指す「金太郎のふるさと」


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関連するSDGs目標

2. 飢餓をゼロに 7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに 8. 働きがいも経済成長も 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 11. 住み続けられるまちづくりを 12. つくる責任 つかう責任 15. 陸の豊かさも守ろう 17. パートナーシップで目標を達成しよう

SDGs見学会

2022年9月2日

本見学会の概要

2022年3月にゼロカーボンシティ宣言を行った駿東郡小山町において、再生可能エネルギーを活用した産業整備事業など、持続可能な社会に向けた、行政及び事業者等の取り組みについて見学した。

見学先1:小山町役場

再生可能エネルギーを用いた工業団地計画、リサイクル活性化の方針の説明があった。さらにノルウェー?プロキシマーシーフード社から町内で建設中の閉鎖循環式陸上養殖(RAS)によるアトランティックサーモン養殖のCO2削減?環境配慮について説明があった。

見学先2:小山町湯船原地区太陽光発電事業

太陽光発電の概要、ならびに災害時の電源供給体制について紹介があった。

メガソーラー発電所(大和リース)

見学先3:富士総業木質ペレット工場

町内面積の大部分を占める山林保護育成の視点から間伐材を主に原料とする町内産ウッドチップを生産、その利活用を行う旨の説明があった。

バイオマス発電における木質ペレットの燃焼

見学先4:森の金太郎発電所

町内産ウッドチップを用いたバイオマス発電設備を見学した。

見学先5:サンファーム富士小山

CO2の利用、障がい者雇用など持続可能性と栽培技術を両立させ安定した美味しさを追求するトマト栽培設備を見学した。

まとめ

小山町は小さな自治体であるが、静岡県内の他市町よりも持続可能性を意識した産業基盤の形成を実行しているようにみえる。ただバイオマス発電のように現状はすぐに採算が取れるものではない事業もある。しかし目先の利益ではなく永続的に事業を行うため環境保護を優先する企業行動および官民の連携姿勢が今回の見学会では垣間見えた。今後は本学を交えつつ産学官連携が充実したSDGsモデル地区になることが期待される。

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